当院の滅菌システムについて|豊中市庄内の歯医者|まとば歯科

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当院の滅菌システムについて

患者さんの安心・安全な
治療のために
スタンダード
プリコーションを採用

院内感染の予防方針として、当院では米国防疫センターが1996年に提唱したスタンダードプリコーションという考え方を採用しています。「すべての人の血液・体液は感染性のあるものとして扱うべきである」というこの考え方のもと、全ての治療器具は薬剤消毒(グルタルアルデヒドを使用)および高圧蒸気による滅菌(クラスB滅菌)をおこなっています。

滅菌機材の種類

MORITA BC-17

真空ポンプにより、チャンバー内の空気を除去する「プレポストバキューム方式」を採用。真空状態と蒸気の注入を3回繰り返すことで、内腔物や多孔性材料内部の残留空気を取り除き、蒸気を細部まで行きわたらせることができます。包装されたハンドピースや長いチューブ、細かいインスツルメントなど、様々な種類や形状の被滅菌物をより効率よく滅菌することが可能となりました。

QUATTROcare Plus

ハンドピース自動注油・洗浄機器です。わずか2分で一度に4本のインスツルメント内部の注油と清掃をおこないます。手では除去できない内部の汚れを強力な洗浄力で完全に除去します。通常、ハンドピース1本につき数十分かかるメンテナンスの時間を大幅に短縮できます。

STATIM 900J

クラスS超高速オートクレーブ(滅菌器)です。通常、40~50分かかるパック包装されたハンドピースをわずか10分で滅菌(一度に6本のハンドピースを同時滅菌可能)できます。陽圧パルス脱気方式でカセット内部の残存空気を強制的に廃棄することで中空の物の滅菌が可能となりハンドピースの内部までしっかりと滅菌することができます。